ダンダ・N・ホアンダイ博士について
ユニコスの始まりは、ひとつのご縁から始まりました。
2017年11月、弊社代表がフィリピン・ミンダナオ島を視察した際、出会ったのがダンダ・N・ホアンダイ博士です。
初対面にもかかわらず、私たちはすぐに心を通わせ、「働くすべてのメンバーを幸せにする」という共通の価値観のもと、養鰻事業を共に始めることを決意しました。
博士はご自身の所有する自然豊かな浜辺の土地を、私たちの挑戦の場として提供してくださいました。
それが、現在のユニコス・キャンバ養鰻場です。
深層地下水に恵まれたこの地で、24の生簀に約15万尾のウナギを育てるまでに至った私たちの基盤は、ダンダ博士の理解と協力なくして語ることはできません。
世界に尽くした人、地域の希望となった人
ダンダ・N・ホアンダイ博士は、単なるビジネスパートナーではありませんでした。
彼は、フィリピン南部で40年以上にわたり続いた政府とイスラム武装勢力との紛争の和平に尽力し続けた人物です。
和平交渉の仲介者として重要な役割を果たし、地域の安定と未来のために、命を懸けて取り組んでこられました。
その功績は国内外でも高く評価され、2014年には広島国際会議場にて開かれた「ミンダナオ話構築セミナー」に招待されました。
また、日本の国際協力機構（JICA）との関わりも深く、平和構築と地域発展のために国を越えた協力を推進された方でした。
私たちに託された想いを、未来へ
ダンダ博士が残してくれたものは、単なる土地や事業のスタートだけではありません。
人を信じる力、地域に根ざす覚悟、そして「共に幸せをつくる」という理念です。
私たちはその想いを大切に受け継ぎ、これからも地域の人々と共に、持続可能で人にやさしい水産業を追求していきます。
ユニコスのすべての活動の根底には、彼との出会いと約束があります。
ダンダ・N・ホアンダイ博士との出会いは、私たちユニコスにとっての「原点」です。
その偉大な功績と人間性に深く敬意を表し、心より感謝申し上げます。
博士の志は、今も私たちの事業の中で生き続けています。
